給与計算アウトソーシング・外注とは?代行はどこまでやってもらえるの?

給与計算業務とは一般的に従業員の毎月の給与計算・給与明細の発行、賞与の計算、住民税の計算、1年の総まとめである年末調整までおこなうことを言います。

 

【1】   給与計算代行とは

給与計算代行とは、給与計算を外部のアウトソーシング、外注先に給与計算業務を委託することをいいます。

タイムカードの集計後のデータを渡し、その他変動項目の連絡、社員の入社・退社情報等を共有して給与計算業務を代行してもらいます。

給与計算代行・アウトソーシング先では受領したデータをもとに遅刻・早退・欠勤の控除や時間外・深夜・休日割増の計算、歩合給等変動項目の入力や雇用保険料・社会保険料、所得税・住民税の計算を行います。

給与計算が完了しましたら、賃金台帳、給与明細を納品します。

給与明細は会社の要望によりWEB給与明細へのアップもおこないます。

 

【2】   雇用保険・社会保険手続き代行

従業員の入社・退社があった場合に雇用保険や社会保険の手続きが必要になります。

この手続きは社会保険労務士に代行を頼むことができます。

社会保険労務士が給与計算代行をおこなう場合、社員の入社退社の手続きをまとめて一括で代行を依頼することができる為、業務がスムースになります。

 

【3】   住民税

住民税は毎年6月から翌1年間分の金額が確定し、変更していく必要があります。

市区町村への報告、住民税額の変更等の業務を行います。

また、社員の入社、退社があった場合に異動届をその都度届出していく必要があります。

毎月の各市区町村への納付金額の計算をおこない、納付します。

住民税も報告、計算、毎月の管理を代行を委託することができます。

 

【4】   年末調整

給与計算の一年の総まとめである年末調整。

簡単に言うと1年間の所得と控除がいくらであったのか?を計算することによりその年(1月から12月)の所得を計算し、申告する業務です。

 

【1】から【4】が給与計算の主な業務ですが、これを給与計算アウトソーシング、外注を行う会社または社会保険労務士事務所に委託することが可能です。

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