給与計算アウトソーシングとは
企業として必ず必要となる業務は、給与計算、決算業務、経理の仕分け業務など多岐にわたり、労働社会保険関係法令が複雑化する背景も相まってアウトソーシングする企業が増えております。
野﨑社会保険労務士事務所では、給与計算、労働・社会保険手続きなどの労務関係について、お客様の元々のやり方に合わせた方法で極力お客様のご負担にならない形で、ご対応いたします。
委託できる主な6つの業務
給与計算(賞与計算)/年末調整
社労士、給与計算システムを使用し、入退社処理、勤務データ処理、給与計算などを代行いたします。
社会保険手続き
(労働保険/社会保険/労務手続)
従業員を雇用することで発生する様々な法的な手続きなど、日常的に発生する業務を貴社に代わって代行します。
助成金・補助金申請代行
複雑な助成金の申請書類の作成や、行政への提出代行をいたします。
就業規則管理
貴社の労務管理を確認させていただき、当事務所のオリジナルをもとに作成させていただきます。
労使のトラブル相談
従業員とのトラブルに対し、教科書通りではなく、今までの経験を活かし、また必要であれば弁護士と連携し相談に対応させていただきます。雇用契約書の作成相談、残業代の対応などを含め対応させていただきます。
調査対応
労働基準監督、ハローワーク、年金事務所などの調査に対し、対応いたします。120社を超える顧問先対応の実務を対応しておりますので、ご安心しておまかせください。
給与計算、外部に頼むならどこがいい?
給与計算代行委託の候補となる、税理士、社労士、給与計算アウトソーシング会社それぞれに
給与計算を委託したときのメリット・デメリットを見ていきましょう!
- メリット
- 税理⼠とはその名の通り、税務に関するプロ。簿記を専⾨的に学んでいるため所得税や法⼈税など各種税法の知識に⻑けており、年末調整といった税⾦関連を得意としています。
お客様が数名規模の会社で、社会保険料など細かい点にそこまでこだわらないなら、税理⼠に委託するほうが安価で済むと思います。顧問の税理⼠にサービス価格で給与計算も⾏ってもらえる場合もあるでしょう。
- デメリット
- 税理⼠は労働保険・社会保険の⼿続きができませんので、税理⼠に給与計算を依頼する場合は、⼿続きは別途社労⼠に依頼する必要があります。
- メリット
- 社会保険労務⼠とは社会保険と労務に関するプロ。社会保険料及び労働時間の計算といった、給与と直接結びつく業務の対応や、労働保険・社会保険の⼿続き、就業規則の作成・届出などの業務も認められています。
社労⼠に依頼する⼀番のメリットは、給与計算と労働保険・社会保険⼿続きを⼀括依頼できる点です。数名規模の会社であっても正確さを求めるのなら、社労⼠に委託したほうが効率的です。
- デメリット
- 規模が1,000⼈を超えると、社労⼠では対応できない可能性があります。そのため、企業に適切な給与体制をシステム開発から給与計算実務までトータルで⼿がける、給与計算アウトソーシング会社に委託するのがおすすめです。
- メリット
- システムに強い給与計算アウトソーシング会社であれば、勤怠システムからWEB給与明細までトータルサポートしてもらえます。また、こういった業者は⼀般的な税理⼠・社労⼠事務所よりも⼤規模組織化されているため、⼈員が安定しているのも特長です。
- デメリット
- 経験の浅いスタッフが実務にあたるようなケースもあり、システム・組織⾯だけでなく、スタッフの実務能⼒、品質⾯を⼗分に精査する必要があります。なお、労働保険・社会保険の⼿続きをアウトソーシング会社が代⾏するのは違法なので、注意が必要です。
まとめると…
税理⼠ | ・ 税理⼠は税⾦のプロ ・ 労働保険・社会保険については専⾨外なので給与計算と⼿続きをバラバラに依頼する必要がある |
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社会保険労務⼠ | ・ 社労⼠の専⾨は社会保険料及び労働時間の計算業務 ・ 作業ミスが発⽣しやすい社会保険料・残業代の計算が正確にできる ・ 給与計算と労働・社会保険の⼿続きを⼀括でできる ・ 規模の⼤きい企業だと社労⼠の⼿に負えなくなる可能性がある |
給与計算専⾨ アウトソーシング会社 |
・ 従業員が多い企業は、給与計算専⾨アウトソーシング会社に依頼するのがおすすめ ・ 勤怠システムの構築からWEB給与明細までトータルで対応できる ・ 細かい対応、特急対応は不可。品質面は精査が必要!また、社会保険手続きなどは代行できません |
「給与計算アウトソーシングオフィス」は、社労⼠である野﨑社会保険労務⼠事務所が運営!
社会保険労務⼠と給与計算専⾨アウトソーシング会社のメリットを詰め込んだサービスの提供が可能です!